坐職の読むや

「祿を捨て、萬巻を読み尽くす。」加藤郁乎の稀代の知性が織りなす珠玉の書評・評論集です。俳句、近代文学、歌舞伎、書道まで、その縦横無尽な思索が、古今東西の書物と芸術の深淵を照らし出します。知の世界を深く愛し、探求し続けた著者の書物への限りない愛に触れる102篇。ページをめくるたび、知的好奇心を満たされる贅沢な読書体験をお約束いたします。