一期いちごBook
歴史学教養

三島由紀夫と天皇

著者: 菅, 孝行, 1939-

三島由紀夫の自死は、単なる衝動ではありませんでした。本書は、その行動が昭和天皇に向けられた「諫死」という衝撃的な意味を孕んでいたことを鋭く指摘します。三島の戦後25年の言動を丹念に辿り、戦後体制の欺瞞の構造を抉り出す一冊。定説を覆し、日本の現代史の深層に迫る、魂を揺さぶる傑作です。

出版社: 平凡社

出版日: 2018-11-01

ページ数: 不明

ISBN: 4582858961